
プレオルソで子どもが寝れない・口が閉じれないときは?原因と対処法
2025.11.13

プレオルソを始めたばかりのお子さまから「寝つけない」「装置を入れると口が閉じれない」「よだれが垂れてしまう」といった声が聞かれることは、決して珍しいことではありません。とくにプレオルソは、3〜10歳の成長期に使用する“上下一体型のやわらかいマウスピース”であり、歯を大きく動かす装置というよりは、口まわりの筋肉や舌の使い方・呼吸の癖を整える「予防矯正」として位置づけられています。そのため、使用初期には違和感や眠りにくさ、口が閉じづらい感覚が強く出ることがあるのです。
一方で、「そのうち慣れるはず」と無理に続けさせるべきではない場合もあります。装置のフィット感の問題、口呼吸や筋力不足、鼻づまりなどの全身的な要因、あるいは装着方法の誤りなど、複数の原因が重なって症状が出ていることも多く、原因によって必要な対処法は異なります。
この記事では、
・自宅でできる工夫
・装置や使い方の見直し
・歯科医院でチェックすべきサイン
を順番に整理しながら、保護者の方に安心していただけるよう丁寧に解説していきます。
のだ歯科クリニックでは、「今のまま続けても大丈夫か」「別の矯正方法へ切り替えたほうがよいか」まで含めて相談が可能です。お子さまが少しでも負担を減らし、安心して矯正治療を続けられるよう、参考にしていただければ幸いです。
プレオルソで「口が閉じれない」「よだれが出る」主な原因

プレオルソを装着した際に「口が閉じれない」「よだれが垂れてしまう」と感じるお子さまは多く、これは決して珍しい反応ではありません。プレオルソは、歯を大きく動かすワイヤー矯正とは異なり、口輪筋・舌の位置・呼吸の癖を整えていく“予防矯正”です。そのため、使い始めの時期は筋肉の働きが追いつかず、どうしても口が開きやすくなることがあります。また、装置が正しい位置に入っていない、噛み込みが浅い、上下を逆につけてしまっているなど、装着方法のわずかなズレでも口が閉じにくくなるため、最初は多くの保護者の方が戸惑います。
「口が閉じれない」「よだれが出る」という症状は複数の要因が絡む複合的な現象です。ここからは、それぞれの原因ごとに「どのような症状が出やすいのか」「家庭で様子を見てもよいケース」「歯科医院で確認すべきケース」を分かりやすく整理していきます。
装置のフィット感・装着方法の問題
プレオルソ装着時に「口が閉じれない」「違和感が強い」と感じる場合、まず確認したいのが装置のフィット感と装着方法です。プレオルソは柔らかい素材のため、一見すると「はまっているように見えても、実際には正しい位置まで噛み込めていない」ということがよくあります。サイズが合っていない、上下を逆に装着している、浅く噛み込んでしまっているといった基本的なポイントだけでも、口が閉じにくくなったり、唾液が溜まりやすくなったりするのです。
また、初回に歯科医院で指導された装着方法が、時間の経過とともに曖昧になってしまうケースも多く見られます。「なんとなく入れている」「子どもが自分でつけているうちに位置がズレてしまう」など、日常の小さなズレが蓄積することで、装置本来の働きが十分に発揮できなくなることがあります。プレオルソは“正しく噛み込んでこそ効果が出る装置”であり、逆に言えば、噛み込みが不十分だと違和感が強く出てしまう特徴があります。
のだ歯科クリニックでは、「ここまで噛み込む」「上と下の正しい位置の見分け方」などを丁寧に説明し、保護者の方にも自宅でチェックできるようにサポートしています。「合っていないように見える」「口が閉じない状態が続く」という場合も、まずは装着そのものを見直すだけで改善するケースは少なくありません。
ここからは、装置のフィット感に関連する代表的な問題点と、受診すべき目安について、さらに細かく解説していきます。
何日経っても装着が痛い・噛み込めない場合
プレオルソは使い始めの数日〜1週間ほど、軽い圧迫感や違和感が生じることがあります。これは多くのお子さまにみられる“慣れ”の範囲であり、通常は徐々に落ち着いていきます。しかし、強い痛みが2週間以上続く、奥まで噛み込もうとすると激痛が走る、明らかに噛み込めないまま装着できないといった場合は、単なる慣れではなく、サイズや形状が適していない可能性があります。
とくに、無理に奥まで噛み込もうとすると、装置の壁が歯ぐきに当たったり、歯に過度な負担がかかったりして痛みが強くなるケースがあります。こうした状態が続くと、お子さま自身が「つけるのが怖い」「寝れない」と感じ、矯正自体がストレスになってしまうことも少なくありません。
保護者の中には「少し削れば良いのでは?」と考える方もいますが、自己判断で削ったり曲げたりすると装置が壊れるだけでなく、本来想定されていた効果が出なくなることがあります。また、見た目では適しているように見えても、実際には歯列の変化や顎の成長によって“今の状態に合っていない”こともあるため、調整には専門的な診断が必要です。
上顎・下顎の成長とともにフィット感が変わるケース
成長期のお子さまは、数ヶ月単位で顎の大きさや歯列の形が変化していきます。そのため、最初は問題なく装着できていたプレオルソが、成長に伴って徐々にフィットしにくくなることは珍しくありません。とくに上顎や下顎が一気に成長する時期では、装置が浅くしか入らなくなったり、噛み込んだときに片側だけ浮くように見えたりすることがあります。
このような状態になると、口が自然に閉じにくくなったり、唾液が溜まりやすくなったり、寝る姿勢によって苦しさを感じたりと、装置本来の効果よりも“違和感”のほうが強く出てしまう傾向があります。また、装置のフィットが変わってしまうと、「頑張って噛んでいるのに奥までいかない」「装着すると痛くてすぐ外したがる」といった行動にもつながり、親子ともに負担が大きくなってしまうことがあります。
成長によるフィット感の変化は、決して珍しいことではありませんし、保護者が気づきにくい場合も多くあります。成長スピードは個人差が大きく、「数ヶ月でサイズが変わる子」もいれば、「半年以上ほぼ変わらない子」もいます。そのため、定期的なチェックを受けることがもっとも安全で確実です。
「最近つけにくそうにしている」「途中から口が閉じにくくなった」と感じる場合は、治療の見直しが必要なサインかもしれません。一度、再評価を受けていただくことをおすすめします。
口輪筋や舌の筋力不足による「ポカン口」
プレオルソは、歯そのものを大きく動かす装置ではなく、口輪筋(口まわりの筋肉)や舌の使い方を整えていく予防矯正です。そのため、現時点で筋力が弱かったり、舌の位置が不安定だったりすると、装置を入れたときにどうしても「口が閉じにくい」「唇がぽかんと開いてしまう」状態になりやすくなります。とくに、日頃から口呼吸が多いお子さまや、舌が前に出る癖(舌突出癖)がある場合、口をしっかり閉じるための筋肉が十分に働いていないため、装置を入れた状態でうまく閉じることが難しくなるのです。
このような「ポカン口」は、装置が合っていないというよりも、筋肉の機能がまだ追い付いていないことが原因であることが多く、保護者の方が必要以上に心配されるケースも見られます。「口が閉じれない=プレオルソが不向き」という単純な話ではなく、成長やトレーニングによって改善する余地が大きい分野でもあります。
さらに、筋力不足に伴って唇が開きやすくなると、唾液が飲み込みにくかったり、よだれが垂れやすくなったりといった症状も目立ちやすくなります。これは装置の刺激で唾液が増えることと重なるため、症状が強く見える時期があるのも自然な反応です。こうした状態は、適切なトレーニングや口呼吸の改善によって落ち着いていくことが多く、家庭での取り組みが大きな支えになります。
口輪筋トレーニングで“閉じる力”を育てる
口が閉じにくい状態が続く背景には、口輪筋の働きが十分でないことが関係している場合が多くあります。プレオルソはこうした筋肉のバランスを整えていく装置ですが、装置だけに頼るのではなく、日常の中で筋肉そのものを鍛えていくことによって、よりスムーズに「閉じる力」を育てることができます。
たとえば、次のようなシンプルなトレーニングは多くのお子さまに実践しやすい方法です。
・お口をしっかり閉じて鼻呼吸を意識する練習
最初は短時間で構いません。意識して唇を閉じる時間をつくることで、口輪筋が働く感覚を育てていきます。
・ストローを使ったトレーニング
水を吸う・吹く動作は、口輪筋をバランスよく使う良い練習になります。お子さま自身が楽しめる遊びの一環として取り入れやすい方法です。
・ガムやトレーニングチューブを使う方法
軽い負荷が加わることで筋肉が意識しやすくなり、閉じる力を強化する助けになります。
これらのトレーニングは、単に口が閉じやすくなるだけでなく、口呼吸から鼻呼吸への改善、顔つきや姿勢への好影響も期待できます。のだ歯科クリニックでも、鼻呼吸のメリットや舌の正しい位置を大切にしており、成長期の骨格形成にも良い影響が出やすい点を保護者の方へお伝えしています。
トレーニングは、毎日少しずつ続けることで確実に効果が現れやすくなるため、「頑張れたら褒める」「無理のない範囲で続ける」といった親子のコミュニケーションもとても大切です。ここからさらに、装着初期に多い唾液量の変化について詳しく見ていきましょう。
唾液量が増えて「よだれが出る」「唾が飲み込めない」時期
プレオルソを装着し始めた直後は、お口の中の環境が急に変化するため、唾液腺が刺激されて唾液量が一時的に増えることがあります。その結果、よだれが垂れやすくなったり、唾を飲み込むタイミングがつかみにくくなったりと、保護者の方が心配になるような症状が見られることも珍しくありません。しかし、これは生理的で自然な反応であり、多くの場合は慣れとともに落ち着いていきます。
とくに睡眠中は、口輪筋や舌の働きが日中よりも弱くなるため、唾液の処理がうまくできず、枕やシーツが濡れてしまうことがあります。こうした時期には、枕元にタオルを置く、首もとにガーゼを敷くなど、ご家庭でできる現実的な工夫を取り入れるだけでも、お子さまが安心して続けやすくなります。
ただし、「よだれが出る」という現象の背景には、唾液量の増加だけでなく、飲み込む舌の動かし方が安定していないことも関係しています。舌の位置が低い、舌が前に出る癖がある場合、唾液をうまく後方へ運べず、飲み込みづらさにつながることがあります。これは成長によって改善することも多く、のだ歯科クリニックでも舌の位置や動きを整える指導を行っています。
一方で、むせる、咳き込む、呼吸がしづらそうに見えるといった強い違和感がある場合は、装着が正しくできていない可能性や、サイズの問題が隠れている場合もあるため、早めの歯科受診をおすすめします。「もう少し様子を見ても大丈夫か」「今の装着状態で問題ないか」と迷ったときは、早めにチェックしてもらうことで安心して継続しやすくなります。
就寝時に「寝れない」と感じる要因
プレオルソをつけると「夜になると眠りにくい」「なかなか寝つけない」といった声は多く、これは装置そのものの問題とは限りません。とくに使い始めの時期は、口の中に“異物が入った状態”に脳が敏感に反応し、普段より神経が高ぶりやすくなることがあります。違和感や圧迫感が強いと、お子さまは無意識に装置を気にしてしまい、リラックスした睡眠モードへ移行しにくくなってしまうのです。
また、プレオルソを装着して眠れない背景には、呼吸状態の影響が大きいことも見逃せません。もともと口呼吸が習慣になっているお子さまや、鼻づまり・アレルギーがあるケースでは、鼻呼吸へ切り替えることが難しく、装置を入れた状態が余計に苦しく感じられることがあります。この場合、「プレオルソが合っていない」のではなく、呼吸の問題が先に改善される必要がある可能性もあります。
さらに、日中はほとんど装着していなかったのに、いきなり「夜だけ長時間装着」に切り替えた場合、脳が異物に過剰反応し、通常より緊張した状態になってしまうことがあります。同じ装置でも、慣らし方次第で寝やすさが大きく変わるため、いきなり長時間の装着へ進むのではなく、段階的に慣らすことが重要です。
プレオルソによる「寝れない」という状況は、装置が不適合であるケースもあれば、呼吸・癖・慣れの問題が重なっているだけのことも多くあります。見極めを誤ると、お子さまが無理をして頑張りすぎ、睡眠の質が低下してしまうこともあります。ここからは、就寝時に眠れなくなる背景にある代表的な要因を、より具体的にみていきます。
装着時間を急に変えたことで脳が“緊張モード”になっている
日中はほとんど装着していなかったのに、ある日から急に「夜だけ長時間装着」に切り替えると、脳が“いつもと違う刺激”としてプレオルソを強く意識し、眠りに入りにくくなることがあります。これは、装置が合っていないというよりも、脳が環境の変化に追いつかず、緊張モードのまま夜を迎えてしまうためです。
プレオルソは口の中に一定のボリュームがある装置なので、初期はどうしても異物感が生じます。ところが、この異物感に慣れる前に「寝るときだけ長時間つける」という負荷の大きいステップに進んでしまうと、違和感が夜の間ずっと気になり、装置を外したくなる気持ちが強くなります。結果として、「寝れない」「落ち着かない」「入れたまま朝まで頑張れない」という状態につながりやすくなるのです。
こうした状態は、適切にステップを踏めば改善できるケースがほとんどです。脳が装置を“当たり前のもの”として認識するには、短時間でもよいので、日中の落ち着いた時間に慣らしておくことが非常に有効です。「いきなり夜」よりも、「まずは10〜15分」「少しずつ時間を延ばす」ほうが、お子さまの負担は大きく軽減されます。装着時間の急な変更によって眠れなくなっている場合は、無理をする必要はありません。一度ペースを戻し、段階的に慣らすことで、睡眠トラブルが落ち着くケースは多く見られます。
鼻づまり・アレルギーなど呼吸状態の問題
プレオルソを装着すると「苦しい」「寝にくい」と感じるお子さまの中には、装置そのものよりも呼吸状態の問題が根本原因となっているケースが少なくありません。とくに、慢性的な鼻づまり、花粉症などのアレルギー性鼻炎、風邪の残りといった鼻呼吸の妨げがある場合、プレオルソを入れることで口が開きやすくなり、余計に息がしづらく感じることがあります。
人は眠るとき、口輪筋や舌の働きが日中よりも弱くなるため、鼻呼吸がうまくできていない状態では、眠りにスムーズに入れないだけでなく、浅い睡眠になりやすいことが知られています。つまり、「プレオルソが合わない」のではなく、鼻の通りが悪いために装置の違和感が増幅されている可能性があるのです。
鼻呼吸が妨げられている状態で無理に装着を続けると、苦しさから気持ちが落ち着かず、結果として眠れない・外したがるといった行動につながりやすくなります。こうした場合は、装置の調整だけでなく、耳鼻科での評価や治療が必要になるケースもあります。「歯科なのに耳鼻科?」と驚かれることもありますが、呼吸はお口の機能と密接に関係しており、適切な連携が非常に大切です。
プレオルソで寝れないときの自宅での対処法

プレオルソ装着時の「寝れない」「落ち着かない」という状態は、装置そのものの問題だけではなく、慣れ方・生活習慣・呼吸の状態など複数の要因が重なって起こることが多くあります。とくに使い始めの時期は、お子さま自身が装置に十分慣れていないことがほとんどで、無理に“夜だけ長時間つける”ステップへ進むと違和感が強くなり、不眠につながりやすい傾向があります。
そのため、まずは**自宅でできる「慣らし方」や「生活習慣の見直し」**を取り入れることで、プレオルソに対する拒否感や緊張が和らぎ、少しずつ寝やすさが戻ってくるケースが多く見られます。段階的に装着時間を延ばしたり、日常のちょっとした工夫を加えたりするだけでも、お子さまの負担を大幅に減らすことができます。
また、「寝れない=プレオルソが合わない」と思い込んでしまい、途中で諦めてしまう保護者の方も少なくありません。しかし実際には、適切な慣らし方を行えば改善するケースがほとんどです。特に、口輪筋や舌の機能がまだ発達途中のお子さまでは、日中のトレーニングや呼吸習慣の改善がプレオルソの効果をしっかり引き出すために欠かせません。
ここからは、プレオルソで“寝れない”と感じるときに、家庭でできる現実的な対処法を順に解説していきます。まずは、もっとも改善効果の高い“段階的な慣らし方”から確認していきましょう。
いきなり“夜フル装着”にしない段階的な慣らし方
プレオルソを装着して「寝れない」「落ち着かない」と感じるお子さまの多くは、慣れる前に長時間装着へ進んでしまっていることが原因になっています。脳は“いつもと違う刺激”に敏感に反応するため、日中にほとんど装着していなかった子が、いきなり夜だけ長時間つけると、違和感を強く意識してしまい、眠りに入りにくくなるのです。
そのため、まずは 短時間の日中装着 → 夕方〜就寝前 → 就寝中 という流れで、少しずつ装着時間を伸ばしていくことが重要になります。たとえば、
・最初の数日は10〜15分間だけ日中に装着する
・慣れてきたら 30分〜1時間 に延長
・次の段階として 就寝前のリラックス時間で装着
・最終ステップとして 自然に眠れる範囲で就寝中も装着
といった形で、お子さまの様子に合わせて段階的に進めていきます。この方法は上位の競合記事でも推奨されており、装置への抵抗感を少なくしてスムーズに慣れるための基本的なステップです。
また、「今日はここまで頑張れたらOK」というように、親子で達成しやすい小さな目標を設定することも大切です。短時間でも成功体験を重ねることで、お子さまが「できた」という自信を持ちやすくなり、装着への抵抗感が大きく軽減されます。慣れやすさは個人差が大きいため、焦らず、着実にステップを踏むことがもっとも安定した継続につながります。
リラックスしやすい時間帯からスタートする
プレオルソに慣れるうえで重要なのは、お子さまが落ち着いている時間に装着を始めることです。装置に意識が向きやすいタイミングで無理に装着しようとすると、「気になる」「外したい」という気持ちが強まり、慣れるどころか抵抗感が大きくなってしまうことがあります。
そのため、まずは リラックスして過ごしている時間 を選ぶのがおすすめです。たとえば、
・テレビやアニメを観ているとき
・絵本を読んでいるとき
・お絵かきや工作など、座って集中しているとき
といったように、身体の動きが少なく、気持ちが安定しやすい場面では、装置への意識が他の活動に向くため、違和感を感じにくくなります。「つけなきゃ」という緊張が少ないことが、慣れをスムーズに進めるポイントです。
また、就寝前にブルーライト(スマホ・タブレットの光)を浴びると、眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりすることが知られています。プレオルソが気になる時期ほど、ブルーライトの刺激は睡眠を妨げやすいため、寝る前のスマホ・ゲームは控えめにすることも、装着時の「寝れない」問題を軽減する助けになります。
リラックスしている時間帯に少しずつ成功体験を積み重ねることで、お子さまは「つけても平気」という感覚を自然に育てていきます。焦らず、楽しい時間の延長としてプレオルソを取り入れることが大切です。
「今日はここまで」と区切る目安を決めておく
プレオルソの慣らしを進める際に大切なのは、「一晩中つけられたら100点」ではなく、小さな達成を積み重ねることです。装置に慣れていないお子さまにとって、いきなり長時間の装着を求められると、どうしても負担が大きくなります。その結果、「苦しい」「怖い」「外したい」と感じてしまい、矯正そのものへの抵抗感が強くなることもあります。
そこで効果的なのが、あらかじめ 「今日はここまでできたらOK」 という区切りを親子で決めておく方法です。たとえば、
・「今日は 30 分つけられたら十分」
・「寝る直前までは外さずに頑張ってみる」
・「昨日より 10 分長くできたら合格」
といったように、達成しやすい目標を設定します。これにより、お子さまは“できた”という感覚を得やすくなり、プレオルソへの苦手意識が和らいでいきます。逆に、目標が高すぎると焦りやプレッシャーが生まれ、装着自体を嫌がるようになるため注意が必要です。
また、頑張れた日はしっかり褒めてあげることも大切です。褒められることで「またやってみよう」という気持ちが生まれ、装着時間が自然と延びやすくなります。どうしても難しい日があるのは当然であり、無理をさせずにペースを整えることが、長く続けるための一番のポイントです。
このステップは、後の「感情面のケア」や「装置を怖がるときの対処法」にもつながる大切な基礎になります。プレオルソは継続が何より重要な治療ですので、小さな成功を積み重ねながら、自信と習慣を育てていくことが大切です。
口を閉じやすくする生活習慣・トレーニング
プレオルソは「装置を入れるだけで歯並びが整う」ものではなく、口まわりの筋肉・舌の位置・呼吸習慣を改善することで効果を最大限に引き出す予防矯正です。そのため、日常生活の中で「口が閉じやすい環境」をつくっていくことが、装置の慣れや矯正の進みやすさに直結します。
とくに、口呼吸が習慣になっているお子さまは、唇を閉じるための筋肉(口輪筋)が十分に働いていなかったり、舌の位置が低かったりすることが多く、「口が閉じにくい」「唾が飲み込みづらい」といった症状が強く出やすい傾向があります。こうした癖は、装置だけでは改善しきれない部分もあるため、生活習慣の見直しや補助的なトレーニングが非常に重要になります。
たとえば、鼻呼吸の練習、姿勢の改善、口輪筋を鍛えるトレーニングなどを日々の生活に取り入れることで、装置への適応力が高まり、寝るときの違和感が軽減されるケースが多く見られます。のだ歯科クリニックでも、「鼻呼吸のメリット」「成長を活かした矯正」の考え方を重視しており、装置に依存せず、体の機能を整えるアプローチを推奨しています。
ここからは、家庭で取り入れやすい具体的な工夫について、順に解説していきます。お子さまの様子に合わせてできる範囲から始めるだけでも、装置との相性が大きく変わることがあります。
鼻呼吸を意識するための簡単な工夫
プレオルソに慣れにくいお子さまの多くに共通しているのが、口呼吸の習慣です。鼻がつまっていない日でも、無意識に口が開いてしまう癖があると、唇を閉じる筋肉(口輪筋)が働きにくくなり、装置を入れたときの「口が閉じれない」「苦しい」といった感覚が強くなりやすくなります。そのため、日常生活の中で“鼻呼吸を意識しやすい環境”をつくることが、装置への適応をスムーズにする重要なポイントになります。
まず取り入れやすいのが、ゆっくり鼻から吸って鼻から吐く呼吸練習です。ゲーム感覚で「大きく吸って、ゆっくり細く出すよ」と声をかけたり、ティッシュを揺らして遊ぶように息を吹きかけたりすることで、鼻から息を通す感覚を自然に身につけられます。また、日中や夕方に短い時間で取り入れていくと、就寝時の呼吸もスムーズになりやすくなります。
もう一つ大切なのは、鼻づまりが続いていないかを観察することです。季節性アレルギーや風邪の影響で鼻が詰まっていると、どれだけ練習しても鼻呼吸が難しく、装置が余計に苦しく感じられます。こうした場合は、耳鼻科での診察が必要になることも珍しくありません。「歯科治療と関係ない」と思われがちですが、呼吸の通りはプレオルソの適応に大きく関わるため、必要に応じて医科と連携することが大切です。
姿勢・枕の高さ・寝る向きの工夫
プレオルソ装着時の「寝れない」「苦しい」といった感覚は、装置そのものの影響だけでなく、寝るときの姿勢や枕の高さによっても大きく左右されます。とくに、普段から口呼吸が多いお子さまや、首まわりが緊張しやすいお子さまでは、寝姿勢によって呼吸のしやすさが変わり、プレオルソの違和感が強く感じられることがあります。
まず取り入れやすいのは、枕の高さをわずかに調整してみることです。枕が低すぎると気道が狭まりやすく、呼吸がしづらくなるため、プレオルソの異物感が増してしまいます。逆に高すぎると頭が前に倒れ、顎が圧迫されて苦しさにつながることがあります。少し高さを変えてみたり、タオルを一枚重ねて微調整するだけでも、呼吸の通りが改善することがあります。
また、横向き寝を試してみるのもよい方法です。仰向けでは舌が後方へ落ちやすいため、装置のボリュームが気になりやすくなることがあります。横向きにすることで気道が確保されやすくなり、装置への違和感が軽減されるケースが多く見られます。「仰向けだと苦しそうに見える」「装置を気にして寝返りできない」といった時期には、横向き寝が適した姿勢になることがあります。
さらに、就寝前に軽く体をほぐすだけでも、眠りやすさは変わります。肩や首まわりが緊張していると呼吸が浅くなりやすく、装置の違和感も増幅されてしまいます。簡単なストレッチや、ゆっくり深呼吸を取り入れるだけでも、プレオルソへの適応がスムーズになることがあります。
お子さまに合った寝姿勢が見つかると、装置による違和感がぐっと軽減し、寝つきもよくなることがあります。焦らず、無理のない範囲で試してみてください。
子どもが装置を“怖い・気持ち悪い”と感じているとき
プレオルソを使い始めたばかりのお子さまの中には、装置そのものを「怖い」「気持ち悪い」と感じてしまう子も少なくありません。これは装置の合う・合わないとは別の問題で、心理的な抵抗感が原因となっているケースです。とくに小さなお子さまは“未知のもの”に対して敏感であり、口の中に入る異物感が不安につながり、泣いてしまったり、すぐ外したりすることがあります。
この段階で最も避けたいのは、無理に押さえつけて装着させようとしたり、「どうしてできないの」と叱ってしまうことです。強制される経験は、装置への恐怖心をさらに強め、今後の治療に悪影響を与えてしまうことがあります。心理的な抵抗が強いと、筋力や呼吸の状態に問題がなくても「寝れない・苦しい」という感覚が増幅されてしまうことがあるため、まずは感情面のケアを大切にする必要があります。
そのため、以下のような“安心につながる工夫”が効果的です。
・治療の意味をわかりやすく伝える
難しい専門用語ではなく、「お口を閉じる力を育てる装置だよ」「大人になったときに歯がきれいに並ぶよ」など、子どもが理解しやすい言葉で説明します。
・頑張れた日はしっかり褒める
数分だけの装着でも、達成できたことをポジティブに評価することで、装置への拒否感が薄れやすくなります。
・どうしても難しい日は無理に進めない
心が拒否している状態で続けても、装置に馴染むどころか逆効果になることがあります。成長や気持ちの波を見ながら進めることが大切です。
「プレオルソをやめる=全部失敗」ではないことを共有する
プレオルソに慣れない時期が続くと、保護者の方は「もう無理なのでは?」「外してしまったから失敗だ」と感じてしまうことがあります。しかし、これは誤解であり、プレオルソを一度やめたり、装着時間が守れなかったりしても、それが治療全体の失敗を意味するわけではありません。 成長期の矯正は長いスパンで考える必要があり、途中で休憩を挟んだり、別の方法に切り替えたりしながら進めていくことは決して珍しいことではないのです。
とくに心理的な抵抗や睡眠トラブル、痛みなどが強く出ているときに“無理に続ける”ことは逆効果です。装置に対する嫌悪感が強くなると、再開すること自体が難しくなり、結果として治療の選択肢を狭めてしまうこともあります。大切なのは、お子さまの負担と治療効果のバランスを見ながら、適切なタイミングで治療を調整することです。
また、プレオルソが向いていないケースや、装置の効果が十分に得られにくいケースでは、「続けるしかない」と言われてしまう歯科医院も存在します。しかし本来は、
他の装置に切り替える
時期をずらして再開する
ワイヤー矯正やインビザラインファーストなど、別の選択肢に移行する
など、柔軟に道を選ぶことができるはずです。
のだ歯科クリニックでは、初回相談時から「いまの負担に見合うかどうか」「成長に合わせて治療法を変えるべきか」といった視点を大切にし、親子が納得した方法を一緒に選んでいくカウンセリングを行っています。プレオルソでうまくいかない時期があっても、それは決して“失敗”ではなく、お子さまに合った治療を見極めるための大切なステップなのです。
プレオルソで「口が閉じれない・寝れない」ときに受診を考える目安

プレオルソ使用中に「口が閉じれない」「寝れない」といった状況が続く場合、すべてが“慣れ”で解決するわけではありません。とくに痛みや睡眠への影響が強い場合は、早めに歯科医院で状態を確認することが安全です。装置のサイズや噛み込みの深さが合っていないケース、呼吸状態の問題、筋力や舌の癖が改善しにくいケースなど、専門的な調整が必要になることもあります。
一方で、数日〜1週間の軽い違和感はよくある反応で、家庭での工夫や慣らし方で改善していく場合が多いのも事実です。重要なのは、どこから先が“様子見では危険”なのかを知ることです。ここでは、家庭で見極めやすい受診の基準を端的に整理し、必要なサインを見逃さないためのポイントを解説します。
慣れの範囲か、装置の見直しが必要かを見分けるポイント
プレオルソの違和感の中には“自然な慣れの範囲”と“受診が必要なサイン”があり、ここを見分けることが重要です。使い始めの数日〜1週間は、軽い圧迫感・よだれの増加・口の閉じにくさなどはよくある反応で、多くは徐々に落ち着いていきます。
しかし、痛みが強いまま続く・毎晩眠れない状態が改善しない・噛み込めず装着そのものが難しいといった場合は、装置のサイズや適合、噛み合わせ、呼吸状態などに問題がある可能性があります。無理に続けると睡眠の質が低下したり、装置への恐怖心が強くなったりするため、早めに歯科医院でチェックするほうが安全です。
ここでは、「様子を見てもよい状態」と「専門的な見直しが必要な状態」を短く整理し、判断の目安を分かりやすく示します。
強い痛み・噛めない・頭痛や吐き気を伴う場合
プレオルソ装着時の違和感が「強い痛み」へと変わっている場合は、慣れではなく装置の不適合や噛み合わせの問題が隠れている可能性があります。とくに、噛み込もうとすると激痛が走る、装着すると頭痛や吐き気が出る、といった症状は注意が必要です。
これらはプレオルソが正しい位置に収まっていない、サイズが合っていない、あるいは歯ぐきに過度な圧力がかかっている場合に起こりやすく、家庭での様子見では改善しにくいタイプのサインです。
このような状態を無理に続けると、痛みに対する恐怖心が強くなり、装着自体を嫌がるようになってしまいます。
のだ歯科クリニックでは、装置のフィット状態や歯列・顎の変化を総合的に確認しています。他院で治療中の方でも、強い痛みが続く場合はセカンドオピニオンとして相談を受け付けています。
寝不足が続き、日中の生活に支障が出ている場合
プレオルソ装着がきっかけで「寝つけない」「夜中に何度も起きる」状態が続くと、睡眠不足によって日中の集中力低下や疲れやすさが現れることがあります。子どもの睡眠は成長・学習に直結するため、矯正のために睡眠が犠牲になっている状況は見逃せません。
装置の違和感そのものが原因の場合もあれば、呼吸の問題や筋力不足が重なって眠りにくくなっていることもあります。数日〜1週間で改善しない場合や、日中の機嫌・集中力に明らかな変化が見られるときは、一度歯科医院で装置の状態をチェックしたほうが安全です。
装置の適合や噛み合わせだけでなく、就寝時の姿勢や呼吸状態まで含めて確認し、お子さまが無理なく続けられる方法を一緒に検討することが大切です。睡眠は健康の土台であり、治療よりも優先されるべきタイミングもあることを忘れずに相談していただければ安心です。
プレオルソが合わない/他の方法を検討したほうがよいケース
プレオルソは多くのお子さまに適した装置ですが、すべてのケースに万能ではありません。 筋力や成長段階、歯並びの状態、呼吸の問題などによっては、ほかの矯正方法のほうが合っている場合があります。無理に続けても負担ばかりが大きくなり、効果が出にくくなってしまうこともあるため、「向き不向き」を正しく見極めることが大切です。
たとえば、
・装着時間がどうしても守れない(生活リズム・性格などの理由)
・骨格的な不正咬合が強く、プレオルソだけでは治療が不十分
・重度の虫歯や歯肉炎があり、まず治療を優先する必要がある
といったケースでは、ほかの装置への切り替えや治療ステップの再構築が必要になります。プレオルソを続けることそのものが目的ではなく、お子さまの成長に合わせて最適な治療を選ぶことが何よりも重要です。
のだ歯科クリニックでは、プレオルソだけでなく、インビザラインファーストやワイヤー矯正など複数の選択肢を用意し、総合歯科としての視点から治療の方向性を提案しています。プレオルソが合っていないかもしれないと感じたら、一度見直しの相談をしていただくことをおすすめします。
他院で「このまま我慢して続けるしかない」と言われた場合
プレオルソを使用している保護者の方からよく聞かれるのが、「他院で相談したら『慣れるまで我慢させるしかない』と言われた」という声です。しかし、痛み・不眠・強い違和感が続いている状態で“我慢するだけ”という対応は適切とは言えません。成長期のお子さまにとって矯正治療は長い期間続くものだからこそ、負担が大きすぎる場合は方法やタイミングを柔軟に見直すべきです。
プレオルソが本来の効果を発揮するためには、装置そのものの適合だけでなく、呼吸の状態・筋力・日常習慣といった要素が整っている必要があります。にもかかわらず、原因を精査せずに「続けるしかない」と言われてしまうと、保護者の方は不安を抱えたまま、子どもは苦しい状態で頑張り続けることになりかねません。
そのようなときは、セカンドオピニオンを受けることが非常に有効です。のだ歯科クリニックでは、装置の適合確認だけでなく、顎の成長段階、呼吸状態、歯並び全体のバランスを総合的に評価し、続けるべきか・別の選択肢に切り替えるべきかを丁寧に説明します。「本当にこのままで良いのか」「子どもに無理をさせていないか」と不安を感じたときこそ、治療方針を客観的に見直すタイミングです。無理に続けるのではなく、お子さまが安心して取り組める方法を一緒に考えていくことが、成長期矯正を成功させるうえで最も大切なのです。
のだ歯科クリニックで行うプレオルソ・小児矯正の特徴

プレオルソは“装置をつけるだけ”では効果が十分に発揮されず、筋肉・呼吸・成長段階といった多くの要素が関わる治療です。そのため、本当に成果を出すには、矯正だけを見るのではなく、お口全体の状態や生活習慣までを総合的に管理できる医院かどうかが非常に重要になります。のだ歯科クリニックでは、一般歯科・小児歯科・矯正治療がすべて院内で完結しており、成長期に必要な「総合的な視点」をもった診療を行っています。
また、当院では“なるべく抜歯をしない”という治療方針のもと、成長を利用した予防的な矯正を重視し、その中でプレオルソを位置づけています。装置の効果判定には、口腔内の筋肉、鼻呼吸の状態、虫歯や歯ぐきの健康状態まで含めて確認するため、必要に応じて治療の順番を組み替えたり、別装置へ切り替えたりする柔軟な対応も可能です。担当衛生士制のため、継続的な経過観察やトレーニングのサポートも行いやすく、お子さまの成長変化に合わせた調整もスムーズです。
ここでは、当院が提供しているプレオルソ・小児矯正の特徴をわかりやすく整理し、「どのような点が安心につながるのか」「なぜ継続しやすいのか」を順にご紹介します。プレオルソとの相性を見極めながら、成長期に最適な方法を選ぶための参考にしていただければ幸いです。
成長を利用した、無理のない予防矯正としてのプレオルソ
プレオルソは、3〜10歳の成長期に合わせて設計された“上下一体型のやわらかいマウスピース”で、歯を強く動かす装置ではなく、口まわりの筋肉や舌の使い方、鼻呼吸の習慣を整えることを目的とした予防的な矯正です。成長期は骨格や歯列が柔軟に変化するため、この時期に正しい習慣を身につけることは、将来的な歯並び・噛み合わせ・顔つきに大きな影響を与えると考えられています。
のだ歯科クリニックでは、「なるべく将来歯を抜かないで良いように整えていく」という考えのもと、この“成長を利用した矯正”を特に大切にしています。プレオルソをはじめとする小児矯正では、歯並びだけでなく、口呼吸の改善、舌の位置、口輪筋の働きといった“将来の歯並びに直結する要素”に焦点を当て、無理のない範囲で習慣づけを行うことを重視しています。
また、取り外し式のため、ブラッシング時に清潔を保ちやすく、学校生活にも影響しにくい点もプレオルソの特徴です。「装着する時間が守れるかどうか」「習慣が身につくかどうか」など、生活に合わせたペース配分も調整しやすく、お子さまや保護者の負担を必要以上に増やしません。
プレオルソは“歯を動かす装置”ではないからこそ、成長の力を味方にし、体の機能を整えることで効果を発揮します。この考え方は当院の矯正方針と非常に相性が良く、お子さまの個性や成長段階を踏まえながら、無理なく取り組める治療として多くのご家庭に選ばれています。
総合歯科ならではのトータルサポート
成長期の小児矯正では、装置だけを見ていては十分な効果を引き出すことができません。虫歯や歯ぐきの炎症、呼吸の問題、生活習慣の癖など、歯並びに影響する要素は多岐にわたるため、お口全体を総合的に診られる医院であることが大きな安心につながります。
のだ歯科クリニックは、一般歯科・予防歯科・小児歯科・矯正歯科が同じ院内で完結する総合歯科のため、「矯正だけ見て終わり」ではなく、治療前後のケアまで一貫してサポートできる体制が整っています。たとえば、プレオルソ装着中に虫歯が見つかっても、同じ医院でスムーズに治療が可能で、痛みや炎症が矯正の妨げになるリスクを最小限に抑えられます。
また精密機器を活用し、歯列だけでなく顎の成長状態や呼吸のしやすさまで細かく確認しながら治療を進められる点も特徴です。担当衛生士制により、お子さま一人ひとりの成長や装置の慣れ具合を継続的にフォローし、必要に応じてトレーニングや生活習慣のアドバイスも行っています。
さらに、保育士在籍・キッズスペース・託児対応など、通院しやすい環境が整っているため、小さなお子さまでもストレスが少なく通えます。装置が合わないときや不安が出てきたときにも、矯正だけでなく「お口全体+生活背景」まで含めた原因の見極めができる点は、総合歯科ならではの大きな強みです。
まとめ:プレオルソで寝れない・口が閉じれないときのポイント
プレオルソは、成長期のお子さまにとって大きなメリットをもたらす装置ですが、「寝れない」「口が閉じれない」といった悩みが出る時期があるのも事実です。こうした症状は、装置そのものの問題だけでなく、筋力・呼吸習慣・姿勢・心理的な不安など、複数の要因が重なって起こることが多くあります。
・違和感の多くは“慣れ”や筋力不足、生活習慣の影響で起こる
装置が合っていないケースだけでなく、口呼吸や舌の位置、寝る姿勢などが関係することがよくあります。
・家庭でできる工夫で改善するケースが多い
段階的な慣らし方、鼻呼吸を促す工夫、姿勢の調整、心理的なケアなどで負担が軽くなることがあります。
・強い痛み・睡眠障害・日中の不調が続く場合は受診が必要
装置の不適合や呼吸の問題が隠れていることがあり、専門的なチェックが欠かせません。
・プレオルソが“合わない”場合は治療方針の見直しができる
別の装置、時期変更、他の矯正方法など、無理のない選択肢があります。
のだ歯科クリニックでは、矯正だけでなく、虫歯治療・呼吸の状態・成長バランスまで含めた総合的な診査を行い、お子さまにとって無理のない方法をご提案しています。
「今のまま続けてよいか迷っている」「他院で相談しづらかった」という方は、どうぞ一度当院の初回矯正相談をご利用ください。装置の適合チェックから治療計画の再検討まで、丁寧にサポートいたします。
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